本日(2月12日)付の朝刊23面に「市民スポーツ」というページがあります。野球、サッカー、テニス、バスケット、マラソン、アイスホッケー、ダーツ、インディアカ、セーリング、グラウンドゴルフ・・・など、扱う競技はさまざまで、上位入賞者を結果のみ掲載しています。このページは、他紙に先駆けて、本紙に昭和61年4月22日に「市民スポーツ」欄が設けられました。家族や知り合い、地域の人が記録だけとはいえ登場する“身近さ”が受け、予想以上の“人気紙面”になりました。誕生して20年が経過した今でもその状況が続き、電話連絡ではさばき切れないため、ファクスによる情報提供で行われています。
「見るスポーツ」から「行うスポーツ」へ―。40年代の高度成長は国民の生活に余裕を生み、余暇の増大、健康志向の高まりと相まってスポーツ、レジャーの多様化、一般化をもたらしました。プロの選手や学校、職場、地域の代表選手の活躍だけに一喜一憂していた時代から、自らも楽しみ、体力づくりに励む時代が到来しました。野球やサッカー、ソフトボールなど、人数がそろわなければ成立しない競技より、個人や数人のグループレジャー的要素の強いスポーツが好まれるようになったのも、50年代ごろからと言われています。新聞のスポーツ欄に対する読者の声も変わり始め、本県でメジャーといわれていた野球やサッカーばかりでなく、マイナーとみられていた種目も取り上げるよう求める読者が増えました。このような時代背景と読者の声を受けて、「市民スポーツ」が誕生しました。
当初は火曜日の夕刊に掲載していましたが、約1年後の62年9月1日には火曜日付朝刊に移し、さらに同年11月2日には“即日処理”の月曜日付朝刊に移行されました。現在もこのスタイルが継承され、秋のスポーツシーズンになると版替えをしても積み残しが出るほど、年々、記録は膨大な量になっています。しかし、ときには翌日の火曜日付の朝刊を使って、県民や読者の方々から寄せられた記録を必ず掲載するように努めています。