子育てニュース

2008年05月16日

パン値上げ給食直撃 県内学校・病院 利用者負担増も検討

カテゴリー: 子育てニュース

 政府の輸入小麦売り渡し価格引き上げに伴う食パンなどの値上げが、一般家庭の食卓ばかりでなく、学校給食や入院患者用病院食の現場も直撃している。山崎製パン、敷島製パンの製パン大手は16日、そろってパン類の希望価格を8%前後引き上げた。これに先立ち、県学校給食会が県内各自治体の学校給食現場に納入するパンの価格は、平成20年度当初に平均6・7%値上げされた。学校給食センターなどでは、献立を工夫して食材コストの圧縮を図る一方で、一部に「もう、来年度の給食費値上げは避けられない」との声もある。(08・5・16静岡新聞夕刊1面)


 18年度に給食費の値上げを実施した静岡市は、パンの値上げにもかかわらず、20年度の給食費をやむなく据え置いた。同市教委学校給食課の栄養士は「食用油や牛乳も値上げになった。(値下がりした)米飯給食の回数を増やすなどの対応でしのぐしかない」と窮状を訴える。
 中国製冷凍ギョーザ中毒事件を受けた中国製食材の使用が制約を受けている上、地産地消の推進機運も重なって、食材コストは高まる一方。現場からは「加工品を使わないで原材料から加工するなどの努力をしているが、もう限界かもしれない」と、悲鳴にも似た声が聞こえる。
 県学校給食会は、公立の小・中学校を中心に県内32万人の児童・生徒の給食用のパンを県学校給食パン協同組合加盟の30工場で委託加工し、供給している。関係者は「19年度も価格調整基金を取り崩して対処してきたが、ここまで上がると持ちこたえられない。小麦の相場が好転してほしい」と、祈るような気持ちで海外の穀物相場をにらんでいる。

投稿者:ぱぱ記者 : 2008年05月16日 17:11

プレイバックシアターで育児見つめ直そう 静岡市が一風変わった講座 「6カ月健診」の巻