コラム「あすなろ」

2008年05月03日

「“至極”の笑顔」の巻

カテゴリー: コラム「あすなろ」

 取材で浜松まつりの凧揚げ会場に行ってきました。「おいしょ!おいしょ!」の掛け声が上がり、威勢のよいラッパの音が遠州灘を望む会場に響き渡ります。午前11時の開会時には、それまでの天気がうそのように光がさんさんと降り注ぎ始めました。

 あちこちで法被に鉢巻き姿の“初子”を抱いたパパ、ママが地元の町衆に担がれ、祝福されていました。ひとしきり威勢をつけたところで、初子の名を書いた“初凧”が町衆の手で次々と青空に揚げられました。本来は長男を“初子”と呼び、その誕生を祝っていましたが、最近は女の子の誕生を同じように祝うケースも増えていると聞きました。

 ファインダー越しに何より引きつけられたのは、両親、特にママの表情でした。あれは文字ではとても表せない笑顔です。肩車の上でラッパに合わせ手を振り、踊る表情に、親になった“至極”の快感を見た気がしました。初子の家庭では結婚披露宴に相当するほどの出費になる場合もあると聞くと腰が引けてしまいますが、それでも、あの笑顔を見ていたら、ただただうらやましく思えてなりませんでした。(ぱぱ記者ケロロ&タママ

ぱぱ記者コラム「あすなろ」(65)
「“至極”の笑顔」の巻

 ※静岡新聞・SBSの携帯サイトでは祭り期間中、会員様向けに凧揚げや御殿屋台の引き回しなどの動画を配信します。よろしければご覧ください。

投稿者:ぱぱ記者 : 2008年05月03日 16:18

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