子育てニュース 診察室(夕刊掲載)
2008年02月19日
Q 手のひらのアザ、成長につれ大きく
9カ月の男の子。生まれつき手のひらに黒いアザがあります。生まれたときは小さく茶色で豆のようだったのが、手の成長とともに直径4センチほどに大きくなってきました。黒さは最近は変化がないような感じです。4カ月検診で「色素性母斑ではないか」と言われました。このままにしておくとどうなりますか。取る場合、何科を受診すればいいですか。
A 色素性母斑、専門医受診を
生まれた時からある手のひらの黒いアザが徐々に大きくなっているというご相談ですが、4カ月検診で診断されたように色素性母斑で間違いなさそうです。生まれた時からあるアザが体の成長に伴って、少し大きくなってくるのは普通のことで、それだけで心配する必要はありません。
生まれつきのほくろや小さな黒いアザが悪性化しがんになることはほとんどないと考えられています。しかし、大人になって顔面、指先や手のひら、足の裏などにそれまでなかったアザが急に出てきた場合は、悪性である可能性が高く、十分な注意が必要になります。
悪性の場合、形は不規則で色調は不均一、境界がはっきりしていない、多くの場合、直径が10ミリ以上あるなどの特徴があります。手のひらや足の裏のアザでは、直径8ミリ以上になると悪性の可能性がやや高くなります。
ご相談のあったお子さんのように直径4センチであれば悪性化の心配だけでなく見た目にもかなり目立ちますので、近くの皮膚科か形成外科のある病院を受診されて、相談を受けられることをお勧めいたします。
(県立こども病院形成外科医長 朴 修三)
投稿者:ぱぱ記者 : 2008年02月19日 15:10


















