海王星には海があるの?(ショーン、静岡市、小学3年)
3年生で、海王星(かいおうせい)を知(し)っているなんてすばらしいですね。海王星の写真(しゃしん)を見(み)たことがありますか? 太陽(たいよう)のまわりを回(まわ)っている仲間(なかま)で、青(あお)く輝(かがや)いているとても美(うつく)しい星(ほし)ですね。冥王星(めいおうせい)が惑星(わくせい)からはずれたので、太陽から一番(いちばん)遠(とお)くの惑星ということになります。
さて質問(しつもん)の答(こた)えですが、地球(ちきゅう)にあるような海(うみ)はありません。水(みず)はあるようなのですが、表面(ひょうめん)がおよそマイナス210度(ど)ととても寒(さむ)いので、液体(えきたい)ではなく氷(こおり)の姿(すがた)で、水(みず)、アンモニア、メタンのまざったものが存在(そんざい)していると考(かんがえ)えられています。(下の図)
なぜこんなに寒(さむ)いのかというと、海王星が太陽からとても遠い星だからです。太陽から地球までの距離(きょり)と比(くら)べて、約(やく)30倍(ばい)遠くを回っているので、太陽からの光(ひかり)や熱(ねつ)なども、地球に比べて約1000分(ぶん)の1しか届(とど)かないのです。
でも、なぜ名前(なまえ)に海という字(じ)がついているのかふしぎですね。これは、つけられた名前が「ネプチューン=海王」だからだと思(おも)います。ネプチューンとは、神話(しんわ)に出てくる海の神様(かみさま)のことです。火星は「マーズ(たたかいの神様)」、金星は「ビーナス(美の神様)」というように、惑星には神様の名前がつけられています。海王星は、160年前と比較的(ひかくてき)最近(さいきん)見つけられた惑星なので、そのときに使(つか)っていなかった神様の名前をあてたのでしょう。深(ふか)く暗(くら)い宇宙(うちゅう)に浮(う)かぶ青い海王星は、深い海の底(そこ)にある宝石(ほうせき)のようで、名前とイメージはあっているかもしれませんね。
