波(なみ)はどこからやってくるのですか?(ゆりちん)
海(うみ)にざば〜んと打(う)ち寄(よ)せる波(なみ)、打ち寄せては引(ひ)いていく波。私(わたし)が住(す)んでいる静岡市清水区三保(みほ)の海岸(かいがん)にも、日(ひ)によっておだやかに、そしてときには激(はげ)しく波が打ち寄せてきます。なぜ波が起(お)きるのでしょうか。
この「波」がおきるのにはいろいろなことが原因(げんいん)にありますが、身近(みじか)な原因として「風(かぜ)」と「海水(かいすい)の動き(潮流=ちょうりゅう)」があります。
まず「風」について説明(せつめい)しましょう。
おふろに入ったとき洗面器(せんめんき)に水(お湯)を張(は)り、口(くち)で息(いき)を吹(ふ)きかけてください。つよく、よわく、またストローなんかで一部分(いちぶぶん)につよく、と息(いき)をフーフー吹(ふ)きつけると、洗面器の表面(ひょうめん)がゆらゆらとゆれて波(なみ)が起(お)こります。これは「風」で起きている波です。だから、台風(たいふう)のように強い風がふくと、大きな波が打ち寄せてきます。「なぎ」と呼ばれる風のないときには、海がとっても穏(おだ)やかなんですよ。
静岡市(しずおかし)の久能(くのう)海岸では、台風(たいふう)がくると道路(どうろ)まで海水がかかるほど大きな波が打ちよせます。でも「なぎ」のときには不思議(ふしぎ)なことに波がぴたりとやんでしまうんですよ。
風(かぜ)のつよさをみるには、久能海岸を用宗(もちむね)の方(ほう)まで車(くるま)で走(はし)ると、「風電くん」という風力発電機(ふうりょくはつでんき)が中島(なかじま)にあります。「なぎ」の日は、風電くんもじっとお休(やす)みです。
もうひとつの理由(りゆう)として海の水の流れ(潮流)があります。
それから、満潮(まんちょう)、干潮(かんちょう)などという大きな海水全体(ぜんたい)の動(うご)きもあります。
これらの大きな海水の動きは、流(なが)れを生(しょう)じさせ、その流れによって風と同じように波を引き起こすのです。
じゃあ、その動きは何で起こるの?
次(つぎ)は宇宙(うちゅう)の話(はなし)になってしまいます。
地球(ちきゅう)の動き、地球と月(つき)の間(あいだ)に働(はたら)く引き合う力…なんだか難(むずか)しい宇宙の話になってしまいましたね。
でも月の形(かたち)と海の潮流が関係(かんけい)があるなんてなんだかとても興味(きょうみ)がわいてきましたね。
静岡市三保にある東海大学海洋科学博物館には、波を発生(はっせい)させる大きな装置(そうち)があります。ぜひたずねて実験(じっけん)してみてください。(しずおかサイエンスアトベンチャー)
※東海大海洋科学博物館の住所(じゅうしょ)や連絡先(れんらくさき)は「→かがく基地探検」のページで紹介(しょうかい)しています。