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Vol.7 報徳図書館(掛川市掛川) 斬新さ伝える鉄筋造り



  報徳思想が根付く掛川は全国に広がった運動の中核地。城下町中心部にそびえる報徳図書館は県内最古の民間図書館で、県の有形文化財建造物に指定されている。

 「昭和初期の建物としては市内でも珍しい鉄筋2階建て造り。当時流行していたアールデコ様式で、雰囲気は浜松市の旧浜松銀行協会に似ている所がある。正方形に統一された窓の形や計算的なタイルの張り具合など、レベルの高い完成された造りです」

 昭和中期には市立図書館としても使われた市のシンボル的存在。NPO法人スローライフ掛川副代表の一級建築士高橋雅志さん(48)はこう話す。

 「周りが木造建築ばかりだった昭和初期当時としては斬新的な建物だったはず。しっかりした造りが、当時の貴重な“におい”を今に感じさせてくれます」

 報徳運動の象徴の1つである図書館は、掛川の教育文化の歩みを今に伝えている。(2008年1月17日掲載)

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