Vol.4 中野町「街道・町家」(浜松市東区) 旧東海道の風情漂う
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浜松市の旧東海道の東端。京と江戸の中間点として地名が付いた中野町(中ノ町)には、街道筋の面影を伝える「町家(まちや)」が残る。 |
「木の格子。玄関を入れば土間。間口が狭くて奥行きがある。典型的な町家です。みんな2階屋で、間口と軒の高さがそろっているのが特徴でしたが、今は数軒だけになり、本当に残念。ただ、通りを眺めれば松も見え、昔の東海道筋の雰囲気が分かります」
解説する県建築士会浜松支部の堀内秀哲さん(46)=同市東区=は街並みを調べ、地元「中野町を考える会」で活動する。
「明治時代に東海道線が開通すると、木材が海運から鉄道輸送になり、天竜材の集積拠点が掛塚(現磐田市)からこちらに移った。堤防には材木屋が並び、銀行もいくつかできて、大変なにぎわいだったようです」
銀行跡はれんがの基礎がわずかに残る。堤防沿いには花街名残の通り。堀内さんらは整備と保存を願っている。(2007年12月13日掲載)

