Vol.41「御室屋敷の長屋門」(浜松市天竜区) 構えに名主の風格
浜松市天竜区佐久間町上野の山あいにある集落を進むと、石垣の上にそびえる白い壁が見えてくる。細長い屋敷を囲む長屋門(ながやもん)の塀で、今から約400年前から250年前の江戸時代に建築されたものといわれている。御室健一郎さん(同市北区初生町)所有の御室家の屋敷で、長屋門は旧佐久間町の指定文化財第1号となった。
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明治末期から大正初期にかけて、新居町では養蚕や製糸業が盛んになった。町も発展の兆しを見せ、最盛期には町内に11軒の芸者置屋があったという。現在は静かな市街地にひっそりとたたずんで、華やかだった往時をしのばせるのが、小松楼だ。
日本で唯一関所の建物が残る「国指定特別史跡・新居関所」のあるまち、新居町。関所のすぐ近くに江戸後期の旅籠(はたご)の様式を残す「新居宿旅籠紀伊国屋資料館」が一般公開されている。
磐田市見付には17の小路(しょうじ)が残され、今も宿場町の面影を色濃く残す。小路は、一説では粕街道に由来する「かすかいと小路」、住民しか通らず、一般の人には不用な道との意味がある「不用小路」など1つ1つに名がある。中川の東側に位置する「地蔵小路」もその1つだ。
浜松市北区細江町の中心街を北へ約2キロ。大通り脇の山中腹に古風な山荘がたたずむ。周辺では珍しい昭和初期の別荘で、今は自然食の料亭・如是庵として利用される。
江戸時代、地域一帯の木炭や食品の物流拠点として栄えた浜松市北区細江町。姫街道と交差する商店街「清水通り」の裏通りに入ると、周囲とは趣が異なる洋式の日本基督教団の教会が待ち受ける。
特産の葛(くず)を扱う葛布問屋として掛川藩の御用商人を務めた山崎家。掛川の発展にも貢献した同家の邸宅は、城下町西側の城を守る防御の家並みの一角にたたずむ。
報徳思想が根付く掛川は全国に広がった運動の中核地。城下町中心部にそびえる報徳図書館は県内最古の民間図書館で、県の有形文化財建造物に指定されている。
掛川城を取り巻く城下町として、また旧東海道の宿場町で有名な掛川。城の東側に位置し、江戸時代の掛川藩のお抱え鉄砲師を務めていた井上家鉄砲店は、今も城下町の風情を残している。
江戸時代から「市」で栄えた「笠井」は遠州織物の発祥地としても知られる。周辺の綿花栽培から生まれた織物は市で売られ、明治期、一気に全国へ販路が広がった。
笠井は旧街道沿いに南北1キロに家並みが密集する。北から南へ上町、中町、本町に分かれ、中町には旧笠井郵便局の古い局舎がたたずむ。
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